通院状況と回復状況

通院状況に応じて、やはり、お身体の回復状況も変わっていきます。
初期の身体の回復力はとても低い状況となっています。
一度治療をしてもすぐに元に戻ります。
ですから、その期間は毎日でも通院する必要性があると、当院では考えております。
その期間に治療期間を空けてしまうと、身体は痛みのある状態にすぐ戻ってしまい、
治療効果が十分に得られなくなってしまいます。
下の図は治療期間を空けてしまったときの身体の回復状況を表したものです。
こちらを見ても分かるとおり、身体の状況が一向に上向いていません。
これでは、ただいたずらに時間を限りある治療費を浪費するばかりで、
せっかくの治療が意味をなさなくなってしまう可能性があります。
身体の回復力が低いうちは、間を空けずに通院するようにしましょう。
期間を空けずに治療をしていくと、おおよそ、下図のような経過をたどっていくと思われます。
徐々に身体の回復力が戻ってきますので、治療後の楽な時間が徐々に長くなってきます。
翌日には症状が戻っていたのが、翌日の昼まで、翌日の昼まで保っていたのが、翌日の夜まで保つように。
と、徐々に治療効果が出てきます。
この様に、身体の保ちが良くなってきたら、一日ずつ間隔を空けていきましょう。
上の図の破線は、ある程度回復力が戻ってきた所を表します。これより上にくると、
症状の戻りがゆっくりになるラインです。
このように、少しずつ少しずつ間隔を空けられるようになっていきますので、焦らずに治療をしていきましょう。
交通事故の衝撃は、思っているよりも強く、根が深く受けています。頭が「その時の恐怖」としていつまでも記憶してしまっている場合が多く、なかなか防御反応を解こうとしないことが多々あります。最低でもひと月、多くは数ヶ月に渡ってつらい状態が続いてしまうこともあると思いますが、精いっぱい治療をしていきますので、お困りの方は一度ご相談ください。


















