人身事故について | 交通事故治療ガイド

人身事故とは、「人」が関係した事故のことです。しかし、場合によっては、人が関係していても、物損事故で済ます場合が特例であります。何がどう変わってくるのでしょうか？

人身事故と物損事故の違いは、字のごとく、「人」か「物」かというところです。しかし、内容は天と地の差があります。
まず被害者の方は、保険の内容が変わります。物損事故だと、自賠責保険が使えない場合があります。それにより、十分な治療を受けられない可能性があります。
また、万が一、治療を終了しても痛みや後遺症が残っても、物損扱いの事故では後遺症の診断も受けることは出来ません。次に事故を起こしてしまった人に対しては、刑事責任が伴います。おおげさなことにはなりませんが、しっかりとした「罪」という形になります。
そういった観点から物損扱いで特別に治療していくこともあります。

人身事故が起こると、警察が来て、現場検証を行います。そして加害者に対しては刑事責任を果たす義務が出来、対応が進められていきます。このため、警察にも被害者にも面倒な手続きや時間を浪費することになりますので、怪我が少ない場合は物損扱いで済ますことも多々あるようです。
この決定はいつでも「人身事故」に切り替えられますので、心配しなくても大丈夫です。
では、物損事故の状態で話が進むと、どうなるかと言うことを説明します。治療期間が終了したときに、物損扱いですと、身体に痛みが残っていても、そのまま終わりになってしまいます。ですから、心配であれば、時間や手間は掛かりますが、「人身事故」への切り替えをお勧めします。

上記の様に、相手の方を思いやり、物損事故のままで済ませてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、基本的にはケガをさせられた被害者になりますので、ご自身がしっかりとした治療・保障が受けられなくリスクがあると言うことは忘れないで下さい。

新宿整骨院では、物損事故でも人身事故でも保険会社さんから連絡があれば治療することが出来ます。
相手が自賠責保険しか入っていなかった場合などもご相談下さい。

人身事故の場合、その時に痛みが出ていなかったとしても、後で症状が出ることも多いです。
早めの受診、治療をお勧めします。

少しでも分からないことがあれば新宿整骨院まで連絡頂ければアドバイスさせて頂きます。