交通事故治療を受ける前に必要な事
- 交通事故に遭った時にどうすれば良いか分からない
- 事故処理の流れを知りたい
- 治療の流れを知りたい
統計によると人生で交通事故に遭う確率は53%だそうです。
自分がどれだけ注意していても交通事故に巻き込まれてしまうこともあります。
不幸にも事故に遭ってしまった場合に対処法を分かっていなければ、その後の治療が満足に受けられなくなることもあります。
交通事故に遭った時に冷静に行動出来る人はなかなかいないと思います。
万が一の場合の備えて事故に遭った際の対処法を前もって知っておきましょう。
①怪我人の救護
加害者・被害者問わず、第一に怪我人の救護をしましょう。
怪我の程度にもよりますが、外傷が見えなくても内部に損傷を負っている場合もあります。
素人判断はせずに救急車を呼ぶ方が確実です。
その後、車が動かせる状態ならば車を路肩に寄せて2次災害を防ぎましょう。
その際、ハザードランプを点灯させておくことを忘れないようにしましょう。
また、発炎筒や三角停止表示板などの停止表示器材も使用すると良いでしょう。
②警察への連絡
相手の連絡先・保険会社を確認し警察を呼びましょう。
その際、相手から「治療費・修理費などは自分が支払うので警察には届け出ないで欲しい」と頼まれる事があるかもしれません。
しかし、警察への届出がないと任意保険・自賠責保険を問わず保険金を請求する際の必要書類である「交通事故証明書」の交付が受けられなくなってしまいます。
事故後の治療に大きく関係する事なので、加害者にどのような事情があったとしても、警察への届出は絶対に行いましょう。
③病院で診断を受ける
『痛みがない』『大袈裟にしたくない』『早くこの場から立ち去りたい』と、日本人ならではの心境に陥るとは思いますが、極力救急車でも自力でも良いので、病院に行き診断をしてもらいましょう。
外傷がなくても、身体の内部に損傷が起きている場合もあります。
後々痛みが出る事も多々ありますので、少しでも違和感がある場合いは、全て医師に伝えて診てもらった方が良いと思います。
また、その後の交通事故治療は基本的には初診時の医師の診断書に従って行われます。
逆にいうと、どれだけ痛みがあったとしても診断書に記載がなければ治療が認められません。
ですので、些細な事でも医師に伝えるようにしましょう。
〇すぐに病院に行けない場合は出来るだけ早めに診断を受けるようにして下さい。
事故から間が空きすぎると事故による怪我だと見なされなくなる場合があります。
交通事故直後は身体が興奮しているため、事故から数日経って痛みが出てくることも良くあります。
その場合もすぐに整形外科で診断を受けるようにして下さい。
上記3点が主な注意点ですが、他にもいくつかポイントがあります。
交通事故治療についての相談は無料で承っておりますので、お気軽にお電話下さい。