整形外科を変えるメリット・デメリット
交通事故治療において、整形外科に継続して通うことは診断書を出して頂いたり、レントゲンやMRI、処方においてとても大切ですが、事故から救急車で運ばれた整形外科が家から遠かったり、出張先などではとても難しくなってしまいます。
その際は、整形外科の転院を余儀なくされるかと思います。この時、患者様には、どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。
メリット
1,通院がしやすくなる。
家の近くや職場の近くを選び、しっかり通院できる場所を選びましょう。
2,リハビリを受けられるようになる。
救急で運ばれた場合は大抵の場合、リハビリ施設がないことが多いので、リハビリ施設のある所を選べば、
整骨院などに通院しなくてもその場でリハビリや治療を受けられるようになります。
デメリット
1,経過観察が難しくなる。
紹介状などは提供されますが、負傷当初の状態を診ているわけではないので、
事故当初からの経過が分かりにくくなります。そのため、ケガの治りが停滞する可能性があります。
2,後遺症診断が取れない可能性がある
転院をすると、整形外科の先生によっては、経過が分からないので、治療終了時に後遺症診断書を書くことが
できないという先生もいるようです。日常生活やお仕事に支障をきたしている場合は良く確認の後、
転院するよう注意しましょう。
3,理由がハッキリしないと、保険会社に怪しまれる可能性がある。
正直な話、まだまだ不正請求というものがあります。そのため、何度も転院をしたり、
理由のハッキリしない転院をすると、担当者にあらぬ疑いを掛けられるといけませんので、注意しましょう。